
家づくりの疑問
- 家を建てる流れや手順は?まず何からやったらいいの?
- 注文住宅を作るために最初にすることって?
僕が家づくりを実際にやってみて、「今だったらこうする」ポイントを以下にまとめました。
- 貯金や収入、諸費用や今後の出費などを考慮して総予算を決める
- 実現したい家のイメージを固める
- ネットの無料一括見積+間取り図面を取得する
- 気に入った会社があれば、具体的な検討を進めていく
ポイントは、いきなり業者と検討を始めないというところ。業者とやり取りを始める前の足場固めが重要です。
この記事で解説していきますので、しっかりと押さえておきましょう。
ネットで無料一括見積と図面を取得
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家を建てるときに最初にすること・手順
家づくりを始めるときに、いきなりハウスメーカーや不動産屋に行かない方がいいです。多すぎる情報や営業トークに振り回される可能性が高いです。
そうならないためには、以下手順に沿って進めていくことが重要です。
ポイントとしてはこの4点。これらをしっかりと押さえていけば、実際に業者とやり取りを始めても振り回されるリスクが減ります。
- 貯金や収入、諸費用や今後の出費などを考慮して総予算を決める
- 実現したい家のイメージを固める
- ネットの無料一括見積+間取り図面を取得する
- 気に入った会社があれば、具体的な検討を進めていく
これをしっかりやっておくことが成功の大原則。業者を決めるのはこの後です。順番に解説しますね。
手順1.自己資金+ローン借入額を決めて総予算を決める
まずは、自分たちが家づくりのどれだけのお金がかけられるかをしっかりと明確にしておくことが最重要。
自分たちの貯金の中からどれぐらいのお金を家づくりにあてられるかを決めましょう。
ここで貯金全てをつぎ込んではいけません。生活防衛資金として50万~100万は残しておきましょう。
次に、毎月のローン返済額も決めておきます。現在の生活費から、どれぐらいの金額をローンに割り当てられるかを決めましょう。
ここで忘れてはいけないポイントがあります
- ローンとは別に住宅費で固定資産税があること
- 現在の収入が減るかもしれないことを考えておくこと
- 子どもの学費など、将来の出費を見越しておくこと
ローンの負担が大きくて失敗する理由は、たいていこれらの要素を考慮できていなかったときです。順番に説明しますね。
ローンとは別に住宅費で固定資産税があること
家のローンを組んでしまえば、住宅費はこれで全部だと思っていませんか?ローンとは別に必ず全員発生するのが固定資産税です。
新築の戸建てであれば、土地+住宅の固定資産税+都市計画税はだいたい目安15万~20万。
これがローンとは別に毎年別個でかかることを忘れてしまうと、住宅費の負担が重たく家計にのしかかります。
ですので、ローン支払い額を決める際には、この税金についても忘れないようにしましょう。
現在の収入が減るかもしれないことを考慮
家を建てるときの収入状況でローンを組みがちですが、現在の収入は保証されたものではありません。
この先に何が起こるか分からないのに高い収入前提でローンを組んでしまうと、もしリスクが発生したときに何もできなくなります。
もしかしたらボーナスが減ってしまうかもしれませんし、奥さんが共働きから子育てに専念することになるかもしれません。
ローンが重荷になると、家があることに後悔し続けることになります…
なるべく一番低い基準でローン返済額を設定しておくことが、変化にも対応しやすいコツです。
子どもの学費など、将来の出費を見越しておくこと
家を新築する人のほとんどが、これから子どもが生まれるか、子どもが小さいかのどちらかです。
子どもの成長と共に、生活費や学費などの子どもにかかるお金はどんどん増えていきます。
現在子どもにかかるお金前提でローンを組んでしまうと、子どもが大きくなって大学に入るときなど、対応できなくなります。
将来の負担が大変にならないよう、現実的にこれぐらいなら大丈夫だろうというラインをしっかりと把握しておくことが重要です。
手順2.実現したい家のイメージを固める
家を建てることを成功させるポイント2つ目は、自分がどんな家にしたいかのイメージをしっかりと作ること。
漠然とイメージはあると思いますが、それが具体的にどんなイメージかが明確になってる人はなかなかいません。
家づくりを経験したことがある人なんていないですから、分からないのが当然です
そこでやることは、カタログ、写真、実物を見て、自分たちの要望を具体的なイメージと結びつけること。

「この家丸ごと自分たちのイメージとぴったり!」ということなかなかありませんが、「この部分はとてもいいから取り入れたい!」ということはいっぱい出てきます。
そんな、「自分たちの好き」なポイントをいっぱい集めましょう。
イメージをまとめるのに家づくりノートをつけるのもアリです。
とにかく、自分たちのやりたいイメージをしっかりと固めておくのが大事です。
手順3.いろんな会社からネットの無料一括見積+間取り図面を取得する
予算をざっくり決めて作りたい家のイメージができて次にすることは、不動産屋やハウスメーカーを訪ねることではありません。
ネットの無料見積もりを取って検討してから、ハウスメーカーや不動産屋に行くことが正しい方法です。
いきなり見積り?図面や見積もりをもらったら契約しなければいけないんじゃないの?
と思いますが、むしろ家のような大きな買い物をするときに、複数の会社から提案してもらうことは常識。
また、自分で一つ一つハウスメーカーに連絡して当たっていくのは非効率です。
- 大手のハウスメーカーや実績のある工務店があらかじめラインナップ
- 営業マンとやりとりすることがない
- アンケート形式で入力していけばOK。決まっていないところがあっても大丈夫
- 図面や見積もりが気に入らなかったら、それで終了
このサービスは、最後までお金がかかることは一切ありませんし、あやしい電話やメールが大量にくるということもありません。
複数の会社から貰った見積りをもとに、気に入った会社があれば検討を進めたらいいし、気に入らなかったらそこでサヨナラです。
引っ越しや車の買取と同じで、家の見積もりも今はネット一括見積が主流ですよ
家づくりで損をしないために、サクっとネット見積もりを貰っておきましょう。
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気に入った会社があれば、具体的な検討を進めていく
見積りと図面を貰ったら、それぞれ比較してみましょう。
家の間取り図面が自分たちのイメージに合っているか、費用が予算内に収まっているかをチェック
その中で気に入った会社があればそこで具体的な検討を進めていきましょう。
気に入った会社がなくても、それはそれでOKです。取得した見積りと間取り図面は、他の会社とやりとりをする時の参考として活用すればOKです。